登米産スギを活かして登録有形文化財「町屋ミュージアム菅勘資料館」プレートの木工看板をデザインさせて頂きました

登録有形文化財プレート 登米杉

 

研究室で意匠設計した登録有形文化財プレート看板が完成しました。

宮城県登米市登米町の町屋ミュージアム「菅勘資料館」が実測調査を受けて、登録有形文化財となりました。その文化財プレートを設置するにあたり、旧城下町の歴史的町並みへの調和や、林業が盛んな地域性を考慮したデザインを設計しました。

 

既存のケヤキによる看板を尊重しながら、シンプルに杉の木目をみせるデザインを付加させて、全体のまとまりを設計しています。存在感を消すような屋根や持ち送りスチールとして、あくまで登米町産の杉にフォーカスしたデザインです。

 

また主屋や土蔵などが織りなす町家の特色がわかるように、看板に配置図をあしらっています。

 

登録有形文化財プレート 宮城県登米市登米町