『建築の歴史・様式・社会』(中央公論美術出版)に論文「近世藩領の普請備林」が掲載されました

 

大学の恩師である藤井恵介先生献呈論文集、

『建築の歴史・様式・社会』(中央公論美術出版)に、

論文「近世藩領の普請備林」が掲載されました。

 

江戸時代の林業史料にもとづき、

木造建築の造営・修復・再建の備えとして整備された、

用材林についての類型分析。

 

伊勢神宮の備林はとくに有名ですが、

資源枯渇が進んだ江戸時代、

多くの木造建築群を抱えた各藩でも、

普請備林の整備が行われていた様子を素描してみました。