研究成果をまとめた『生きつづける民家―保存と再生の建築史』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)の書評が、読売新聞(7月17日付)で紹介されました。評者は、経済学者の牧野邦昭・慶應義塾大学教授です。
書評では、現在の住宅事情や空き家問題の深刻化との関連を視野に、資源循環型の伝統的な民家の社会的な存在意義について触れて頂いています。
吉川弘文館・歴史文化ライブラリーから出版頂いた『生きつづける民家―保存と再生の建築史』の書評が日本経済新聞(6月4日付)に掲載されました。評者は、建築史学が専門の大場修立命館大学教授です。書評では、伝統的な民家建築の特性を概説する本書の構成に即しながら、その研究方法論上の特徴が解説され、「住まい維持の仕組みは文化」という日本の伝統建築に特有な視点が紹介されています。
『生きつづける民家―保存と再生の建築史』(吉川弘文館・歴史文化ライブラリー)の書評が、5月28日付の毎日新聞「今週の本棚」に掲載されました。評者は、経済学の松原隆一郎放送大学教授・東京大学名誉教授です。書評では、「現代と対照的 木材循環の生活文化」として近世民家の多彩な自然共生型の姿を紹介いただきました。また5月29日付の産経新聞の読書欄でも、同書が紹介されました。
毎日新聞「今週の本棚」 松原隆一郎・評『生きつづける民家』=中村琢巳・著
東北工業大学 建築学部 建築学科 中村琢巳研究室(日本建築史)
〒982-8577 宮城県仙台市太白区八木山香澄町35-1