宮城県登米市で開催された、
東北都市景観協議会で、
「地方色の時代へ-東北が誇る城下町の建築文化」と題した、
講演を行いました。
東北各地の自治体における、
景観行政担当者のみなさまの協議会です。
講演では、
「地方色の尊重」という建築文化の流れのなかで、
東北地方こそが地域文化の多様性を誇る宝庫であること、
なかでも城下町という都市形式における多彩な建築文化が、
東北の特質である点をお話ししました。
青森県弘前、岩手県奥州市水沢、
宮城県の涌谷や登米、塩釜など、
研究室での実践的な歴史的建造物保存活用の取り組みを紹介しながら、
各地の文化的な比較を考えてみたものです。