2018年春から進めていた、
みやぎの明治村登米の登録有形文化財「海老喜旧店舗」を、
展示空間へと修復再生させるプロジェクトが完成しました。
3月23日に現地で完成お披露目会を開催。
今回の修復再生の特色を報告するとともに、
今後、
装いをあらたにした空間をどう活用していくか、
学生たちのアイディアも発表しました。
室内の新建材の天井・壁を撤去し、
建物本来の状態へ復旧してみると、
やはり外から眺めるディスプレーだけでなく、
商家の室内の雰囲気を活かした活用もできそうです。
しかも、
外からも眺められる陳列棚を設置しているため、
ワークショップなどで制作したものを、
棚に並べて町の方々や観光客の方々にみていただくことも、
できそうです。
夏休み等に向けて、
文化財建造物にふさわしく、
かつ地域の歴史文化を再発見できるような
活用提案も考えていきたいと思います。
3月23日の完成報告会は、
TBC東北放送のニュースでもご紹介いただきました。
また、本日の河北新報でも、
修復や展示のポイントを多数の写真で掲載いただきました。