2018年度に、
研究室と涌谷町で連携して実施した、
涌谷城下町の景観復元研究の成果報告会を、
武家屋敷佐々木家住宅で実施しました。
私からは、
見龍廟や妙見宮、箟峯寺など、
江戸時代初期から中期、後期にかけての、
優れた近世寺社建築が涌谷に集積すること、
かつその絵様彫刻などの細部意匠を子細にみると、
独特な涌谷大工の作風をたどれることを報告しました。
また、
今年度に実施予定の、
涌谷の文化財の魅力を伝えるワークショップ等の学生提案も行いました。
会場には、
研究室で制作した涌谷の文化財の実測図面集や、
佐々木家住宅の屋敷模型なども展示し、
武家屋敷の展示等の活用実践も試みました。