青森県弘前市の公開武家住宅「旧梅田家住宅」で町並み模型を展示しました

 

青森県弘前市の公開武家住宅「旧梅田家住宅」において、周辺の町並み模型を展示しました。2018年に研究室学生の卒業設計の一環で制作し、武家屋敷と庭園、生垣や樹木が一体となった武家町の町並みの特長を表現したものです。毎年、研究室で企画協力を行っている「城下町のサムライ文化を楽しむ町並みフェア」の開催にあわせて、今年は旧梅田家住宅を会場とした展示を試みました。

 

研究室で継続して保存・活用の支援を続けている、青森県弘前の仲町伝統的建造物群保存地区においては今年度から2年間の予定で、文化財防災計画の調査を開始しています。

 

弘前市や防火・耐震・雪害・水害等の防災研究者とも連携し、歴史的町並みの価値の継承と防災の両立をはかる提言を目指す総合的な調査です。とりわけ当研究室では、雪害対応をメインに分担し、雪国ならではの伝統的生活様式を踏まえた防災対策の提言を目指していきます。