![中村琢巳 生きつづける民家 保存と再生の建築史](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=305x10000:format=jpg/path/s3d9b67ce466ade05/image/ia67dc78900b18ca5/version/1711264990/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E7%90%A2%E5%B7%B3-%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A4%E3%81%A5%E3%81%91%E3%82%8B%E6%B0%91%E5%AE%B6-%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%A8%E5%86%8D%E7%94%9F%E3%81%AE%E5%BB%BA%E7%AF%89%E5%8F%B2.jpg)
日本建築学会webマガジン「建築討論」に、著書『生きつづける民家-保存と再生の建築史』の書評を掲載して頂いています。評者は建築家の伊神空さんで、歴史書である本書を、建築家の視点から独自の批評を加えて頂いており、これからの研究の展開にとっても有益な示唆に溢れています。とくに、本書で民家の柔軟性を証する「昭和の改造」としての評価にとどまっていた小屋裏や土間、下屋の増改築についての話題を、伝統工法と在来工法の結節点としての可能性を指摘されていたり、本書で触れることのなかった近代建築の話題との接続など、狭義の書評を超えた批評を展開されています。